京王プラザホテル札幌 様

CASE STUDY

旅館・ホテルの改善事例 /
京王プラザホテル札幌 様

ひとつの機能導入で、
お客様と施設側の両方に
メリットが生まれています。

JTB Book&Pay

キャッシュレス決済|セキュリティ問題解決|予約業務効率化

インバウンド客の増加と課題

インバウンドのお客様は年々増加傾向にあります。
季節によって異なりますが、多い時期は全体の50%を超えてくる事もあります。
現地精算の場合、お支払いの内訳としては現⾦が約30%、カード決済が約70%の割合です。
海外のお客様は連泊される事が多く、これに伴う支払い⾦額も⼤きくなる為、現地精算はリスクも大きくなることから、私たちも出来るだけ避けたいところです。
海外OTA での予約も増えており、事前決済での予約が大半を占めているため、⼤きな問題には繋がりません。
国内では事前決済の風習が遅れているため、日本のお客様に対しても、事前決済へとシフトチェンジしていきたいところです。
もうひとつの課題がキャンセルです。
通常、個人のお客様のキャンセルポリシーは2日前までキャンセル料金がかからない仕組みなのですが、実はこれが昨今悩みの種となってきております。キャンセルチャージが掛からない直近でキャンセルをされると、間際でその部屋を埋めることがなかなか困難で、そこに携わる人的な負担も大きくなっているという現状があります。
そのため、キャンセルポリシーの見直しも今後の課題となってきております。

セキュリティ問題で
事前決済への移行が進む予測

ご宿泊に関する精算額が多くなることから、あまり現⾦を持ち歩きたくないという⼈は多いのではないでしょうか。
そうすると、クレジットカードなどを利用することになるのですが、最近ではクレジットカードも完全に安全とは⾔えない状況になっています。
クレジットカードを不正利用されるケースが増えており、特に海外からのお客様は精算の際にクレジットカードを渡すことにも抵抗を⽰す⼈が増えています。
予約時に事前カード決済をしておけばカード番号を見られる⼼配はないですし、紛失・盗難のリスクも低くなると思われます。
そんなセキュリティの観点から、国内も事前カード決済が主流になっていくと予測しています。

お客様とのお金のやり取りが
大幅に改善

事前カード決済システムを導⼊したことで、お客様に銀⾏振込を依頼することが少なくなりました。これは、双⽅の⼿間を削減したことで双⽅にメリットが有る結果になっています。
私たちホテル側の手間としては、企業主催の学会などを例に、予約・支払いをする⼈と宿泊者が異なるというケースが多くあり、宿泊代金に関する精算方法を企業側と連絡を取り合うという事が多く発生しておりました。
その場合の支払い方法は振込みが多くなるのですが、お客様に振込手数料を負担していただかなくてはならず、私たちも入金確認が⼿間になっていたのです。
更にその予約がキャンセルになると返金作業をしなければいけません。
事前決済プランができたことで、そういった問い合わせが減り、精算確認も簡単なので⼤きな業務改善となりました。

メールリンク機能が⼤活躍

メールリンク機能が⾮常に役立っています。

元々、事前決済していない現地払いの予約を途中でカード決済にできる機能と考えていましたが、宿泊に付帯する支払いにも利⽤できることを聞いてからは頻繁に活用するようになりました。
予約決済後のアップグレードや追加オプションの支払いなどのケースは以前だと振込依頼をしていましたが、お客様は⼿数料がかかりますし、入金確認がとても⾯倒でした。特に海外のお客様の場合、とても高額になってしまいます。
メールリンクを活⽤すればお客様はカードで支払いができ、⼿数料は安くなり、確認の⼿間が少なく済むため、業務効率化に⼤きな役割を果たしています。
1件の⼿間はたいしたことはないのですが、イレギュラーに発⽣する業務は処理を忘れたりもするミスも多くなるので、極⼒⼿間をかけずに処理できることが理想ですね。

京王プラザホテル札幌

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